

離職防止につながるメンタルケア|職場環境改善の視点
とある現場で。 「メンタルケアって、不調者が出た時の対応ですよね?」 そんな言葉をいただくことがありました。 たしかに、きっかけはそこから始まることが多いです。 ただ、実際に現場に入っていくと見えてくるのは 不調者“だけ”の問題ではない、ということでした。 例えば、対応に悩む管理職。 どこまで踏み込んでいいのか分からず、抱え込んでしまう。 あるいは、表に出ていない違和感。 小さなストレスや人間関係のズレが 少しずつ積み重なっている状態。 そして、不調が起きてからの対応では どうしても後手に回ってしまう現実。 そうした現場に関わる中で感じるのは メンタルケアは“事後対応”ではなく、 もっと前段階から関わることで意味を持つ、ということです。 企業がメンタルケアカウンセリングを導入するということは 不調者対応のためだけではなく、 組織全体を安定させるための仕組みを持つ 、ということ。 誰かが限界を迎えてから動くのではなく、 その手前で気づき、支えられる状態をつくる 。 それが結果として、 離職の予防(社員の定着)や、現場の落ち着き そしてマネジメントの


職場環境改善の第一歩|言葉のズレが生む課題
誤解は原則・理解は偶然 社員の定着を目的とした職場環境改善をする とある現場でのお話。 理念や求める人物像、目標設定の言葉について 視点を揃える場を設けました。 日頃、何気なく目標設定や、求める人物像などで使っている言葉。 「状況の変化に合わせて」 「責任ある行動」 どれも正しい言葉のはずなのに いざ現場で話してみると、その捉え方は人それぞれでした。 ある人にとっては“柔軟に動くこと”でも 別の人にとっては“指示を待たずに動くこと” 同じ言葉でも、少しずつ前提が違う。 このズレが積み重なると、 「言っていることが違う」 「なぜ分かってくれないのか」 そんなすれ違いが生まれていきます。 だからこそ今回の場では 言葉を定義するのではなく “自分はどう捉えているか”を出し合うことに時間を使いました。 現場での具体的な出来事 や 実際のケース をもとに話していくと 同じ言葉の中にある違いが、少しずつ見えてきます。 育成するには、まず視点を揃えることから。 誤解は原則・理解は偶然 だからこそ、意図的にすり合わせる時間が必要なのだと 改めて感じた時間


新人定着につながるメンタルケア|職場環境改善の現場から
新年度となりました😊 この時期は、目を輝かせたフレッシュな新人さんと共に 現場の社員さんもどことなく、心新たにリセットされる貴重な時期なように思います。 ひとくみでは、定着を目的とした新入社員研修やメンタルヘルス研修が続きますが 業界、業種によって、反応が違うなぁ~と、いつも学びがあります。 今年度は 「精神疲労のメカニズム」 「自分で気付くサイン」 「不調を起こしやすい時」から 「今日からできるセルフケア」 等の通常メニューの他に 脱!「相談して良いか分からない・・・」 という内容を追加しました。 研修で心身のSOSサインや、セルフケアをお伝えしていても どうしても「自分ごと」となると 相談を躊躇してしまい、後手になってしまう・・・・ そんなことが最近は更に増えたような気がしております。 自分が ・どんな状態になったら(具体的に) ・誰に(複数名:実名 or 役職) を書き出す時間をあえて確保することで イメージしていただきました。 「どんな状態になったら」「my SOSサイン」「落ちる時のあるある事象」 意外や意外にすらすらと書き出す方が多


関わり方が変化を生む|職場環境改善の現場事例
こんにちは😊 まだまだ寒い日が続いておりますが 梅の花が咲き、桜や春の花の蕾が膨らんできているのを見ると 春がもう、すぐそこまで近づいているのだと感じます。 さて、先月から連載に挑戦しております 定着に向けた職場環境改善のケース紹介 今月は個人へのアプローチです Case 02 ― 自分に矢印を向ける難しさ ― ※ 個別案件が特定されないよう、抽象化しております 中途採用で入社したAさん。 入社してわずか数週間で、体調不良を理由に遅刻や早退、欠勤が増えていきました。 それに加えて ・身だしなみが整わない ・分からないことをそのままにしてしまう など 複数の困りごとも重なり、上司より相談が入りました。 まずは、Aさんの想いを丁寧に聴くことから。 1対1 での対話の中で出てきたのは 「入社前に美容室に行く予定だったけれど予約が取れなかった」 「提出しようと思っていたが、用紙がどこにあるのか分からなかった」 「わからないことを聞こうとしたが、忙しそうで聞けなかった」 といった"できなかった理由"の数々でした。 このような場面では、初めから指導を入れ


職場環境改善は人と仕組み両面で|定着支援の現場事例
2026年がスタートしました。 皆様、どのようにお過ごしでしょうか? 2025年、ひとくみでは沢山の声に耳を傾け、 「よりそう」ことで沢山の感情をキャッチしてきました。 じっくり「よりそう」ことで出てきた想いには、 定着率upや職場環境改善になり得るヒントが沢山詰まっています。 せっかくなので、職場環境改善となったケースを これからシリーズ化してお届けしていきたいと思っています。 (どこまで続けられるか・・・challengeの年です ^ ^;) Case 01 ― 誰かの問題に見えて、実は全員の問題だった職場 ― ※ 個別案件が特定されないよう、抽象化しております 「は?何コレ。意味わかんないんだけど!」 「もうやらなくていい」 職場で、このような言葉や態度に触れたこと、ありませんか? 言われた側はもちろん、見ている側も苦しく 職場の空気感もすごく重くなりますよね。 今回のケースは、 先輩から「ハラスメントを受けている」という声から始まりました。 まずは、該当部署全員対象に徹底的に“聴く”ことからスタート。 1対1の対話の中で、表に出ている


職場環境改善は「正義 vs 正義」|現場で起きていること
職場環境改善も寄り添うことから


信頼関係づくりのポイント|管理職向け研修で伝えていること
研修実施 メンバーとの信頼関係の築き方


看護師の定着支援|病院向け研修の実績紹介
#株式会社自治体病院共済会 さま主催の「病院経営改善セミナー」にて パートナーとして携わっている #NPO法人病院経営支援機構 の講師として 講演の機会を頂きました 自治体病院共済会さまでお話させて頂くのは 2 年目 今年は -やっていることをより深く- と題してお話をさせていただきました 北海道~沖縄まで、 全国 56施設 からご参加がありました 何度やっても、院長・副院長・事務長・看護部長というそうそうたるメンバーに向けた研修は 数日前から緊張しますね。。。 既にありとあらゆることをやっている病院さまに向け 実施していることを、より深めていくポイントや 新たな施策など実例をご紹介させていただきました 最近は「確保」よりも「定着」を強化しないと・・・ と感じることが多くあります 今年は定着の施策をたくさん推進して、お力添えできればと! 今年もこの様な貴重な機会をいただきました 自治体病院共済会さま そして 病院経営支援機構さま に心からの感謝を添えて #看護師確保と定着支援 #職場環境改善 #株式会社自治体病院共済会 #NPO法人病院経営支援


風通しの良い職場づくり|職場環境改善の研修事例
風通しの良い職場づくり研修実施


新年のごあいさつ
あけまして おめでとうございます。 昨年は多くのご縁にも恵まれ、気付けばブログも更新できぬまま あわただしく時が過ぎてしまい反省です。 ひとくみが閉業したのか?と思われないためにも(笑) 定期的に更新したいところですね。...


看護師確保に向けた魅力発信|看護協会主催研修の実績紹介
職場の魅力の見せ方・伝え方


人材育成・部下対応の悩み|定着につながる関わり方とは
" 人 "の問題に、どう向き合うか おかげさまで、ひとくみは株式会社となりパタついておりますが この時間もありがたく。日々感謝をしながらです。 さて、最近特に増えているのが "人" に関するお困りごと です。 ・ 何度指導しても同じことを繰り返す ・ 指導をすると凹んでしまい先に進まない ・ 採用したばかりだけど、なんとなく違和感が続いている ・ 権利の主張ばかりで、自分に矢印が向かない ・ 感情に引っ張られてしまい、すべきことに集中できていない etc... どれも、どの組織でも起こりうることです。 そして同時に、現場だけで抱えるには難しいテーマでもあります 。 実際にお話を伺う中で多いのが 「耳に入ってくるけど、個々の対応まで手が回らない」 「対応したくても、どう関われば良いか分からない・・・」 という、管理職や経営層の声です。 "人"の問題は、正解が一つではありません。 育ってきた環境も、価値観も違うからこそ 同じ関わり方ではうまくいかないことも多いものです。 だからこそひとくみが大切にしているのは その人自身を理解しようとすること。


法人化いたしました
ひとくみ 株式会社 ひとくみを立ち上げて1年半 7月29日 大安 一粒万倍日 天赦日 2024年で一番の吉日に法人化! 契約先 0 法人 → 8 法人 ひとくみを立ち上げた昨年は 娘 7歳・双子の息子 1歳10ヶ月。 子供を育てていくには、何としてでも契約を取っていかないと...


新人定着に向けた初期研修|企業向け研修の実績紹介
権利主張!?その前にすべきことをお伝えしていきます


リファーラル採用がうまくいく組織の共通点
リファーラル採用をしている企業 21.0% (n=1,253) 出典:リクルート就職みらい研究所『就職白書2024』 確保・定着が困難となっている今 リファーラル採用を取り入れている企業が増えてきております。 "リファーラル採用で入社した社員は定着しやすい"...


看護師の離職率低下|定着支援による改善事例
昨年からご支援させて頂いている、看護師さん約320名程の県外の病院で 昨年度離職率が出ました! (そう、以前upした、内定式をやってみた病院さんです) 看護師 全体 12.0% → 7.2% ✨ 看護師 新卒 12.7% → 5.0% ✨ ここの看護部長さんは、基本的に即断即決して下さる部長さん。 もちろん、知識が大変豊富なので、世の中の方向性や理論だった考えの元 決断をして下さります。 グイグイっ!と様々なことを展開させて頂けたことも1つですが 内部でもいろいろなことを着手して下さったことで 1年での成果に結びついたと有難い限りです。。。 病院全体の確保・育成・定着でご支援しているので 確保の結果ももう間もなく! こちらも 単願が急増する 等 良き話しも耳に・・・ 結果が楽しみです。 もちろん、今年度もグイグイ施策推進しております。 定着率upのヒントは現場にある!! やれ吸い出せ!聴き出せ!そして実行あるのみ。 病院のみなさんのご協力に感謝を込めて🌱 #病院経営支援機構 #看護師確保定着 #離職率低下 #栃木の産業カウンセラー #人


看護師の確保・定着|病院向け講演の実績紹介
いつの間にか、時が立ちすぎてしまいましたが・・・ 2024.3.13 #株式会社自治体病院共済会 さま主催の"病院経営改善セミナー"にて パートナーとして携わっている #NPO法人病院経営支援機構 の講師として 講演の機会を頂きました お題は 看護師等の確保と定着 -知は現場にある- 現場に寄り添い、生の声を活かした 院内・院外での取り組み事例をご紹介 そこから見えてきた、現場の取組み姿勢の重要性 について触れさせて頂きました 当日は、自治体病院共済会さまの集客力により 北は北海道から、南は鹿児島まで 自治体病院40施設のご参加。 病院長、副院長、事務長、看護部長、師長・・・ そうそうたるメンバーに向け、大変大変緊張致しました(笑) 早速、その時ご参加頂いた病院さまからお声も挙がり 5月にNPOの理事長と共に意見交換に。 どこもかしこも病院では 看護師確保と定着が喫緊の課題ですね。 確保と定着に関する施策支援は、それぞれ課題が違うので 全く違う支援となることも多くあります 通常の確保定着活動をより濃密に強化するケースや 多職種に展開したり、町に


メンタル不調を防ぐために|新人研修で伝えていること
メンタル休職を未然に防ぐ やってまいりました! この季節 春です🌸 そうです。 ♪は~ると言ったら~新人研修ッ♪ と、いうことで 【新入社員研修 メンタルで休職しないために】 が続々と (少しばかり盛りました(笑) 始まって参りました。 社会人になったら、より! 心も体もセルフコントロールが大切です。 🌱 メンタル不調のSOSサインとは 🌱 今日からできる!不調にならないためにできること 🌱 何かにぶち当たった時のひと工夫 等々 メンタル不調を抱える方の傾向だけでなく すぐにできる対応方法まで より簡単に、より楽しくお伝えしております。 今年からは企業さまだけでなく、医療機関でも展開が。 恐縮でございます。 春も🌸人が輝く職場づくりを! #新人研修 #栃木の産業カウンセラー #メンタルヘルス #働きやすい職場づくり #定着支援


社長はだいたい ほめられない
先日の新規クライアントさまとのお打合せ。 ひとくみでは、カウンセリングで引き出したホンネの中でも 会社への "Happy Voice" 嬉しい言葉 もとりまとめて見える化しています。 そんな書類を見て 「これ欲しい!🥹!✨」と社長。...


離職を未然に防ぐには|現場での個別対応から見えたこと
今年に入って早 2 件 「辞めたいと言っている社員がいるから、話しを聴いて欲しい」 と個別対応。 限られた人員で配置をするには、適性に心配が残りつつも 配置をしているケースもあります。 会社としても事情は様々。 🌿 1 件目はその典型的な例であったため 会社としても即時対応をして下さることに。 とはいえ、全く別部署としてしまうと 「SOSを言えば異動できる」と安易に取られてしまうので そこはSTEPを置くことにしました。 もちろん、カウンセリングの現場でも 配置転換は何度もできないこと & 就労の意志確認 をとります。 🌿 2 件目は直属の上司には寝耳に水な話でした。 所属長の意向や、今後の展望が伝わっていなかった為に 悪い方悪い方へと考えてしまったケース。 直の先輩がフォローに入って下さることになり 何とか落ち着いてきました。 2 件とも離職となることなく、セーフ。。。 カウンセリングでじっくり寄り添い傾聴させて頂くと ご本人も少しずつ前を向いて下さいます。 そして、ご本人の心が少しでも溶けると 解決策も、意外とすんなりいくこともしばしば