職場環境改善は人と仕組み両面で|定着支援の現場事例
- 1月26日
- 読了時間: 3分
更新日:4月21日

2026年がスタートしました。
皆様、どのようにお過ごしでしょうか?
2025年、ひとくみでは沢山の声に耳を傾け、
「よりそう」ことで沢山の感情をキャッチしてきました。
じっくり「よりそう」ことで出てきた想いには、
定着率upや職場環境改善になり得るヒントが沢山詰まっています。
せっかくなので、職場環境改善となったケースを
これからシリーズ化してお届けしていきたいと思っています。
(どこまで続けられるか・・・challengeの年です ^ ^;)
Case 01 ― 誰かの問題に見えて、実は全員の問題だった職場 ―
※ 個別案件が特定されないよう、抽象化しております
「は?何コレ。意味わかんないんだけど!」
「もうやらなくていい」
職場で、このような言葉や態度に触れたこと、ありませんか?
言われた側はもちろん、見ている側も苦しく
職場の空気感もすごく重くなりますよね。
今回のケースは、
先輩から「ハラスメントを受けている」という声から始まりました。
まずは、該当部署全員対象に徹底的に“聴く”ことからスタート。
1対1の対話の中で、表に出ていることばだけでなく
その奥にある違和感やホンネを丁寧にひろっていきます。
その人が、どうしてそんな態度をとってしまうのか。
どうして、そんな言葉が出てしまうのか。
周囲の人は、どう感じ、何を想っているのか。
まずは皆さんの気持ちを丁寧に受け止めることが大切です。
一つひとつを見ていく中で見えてきたのは
"特定の誰か"の問題だけではない、ということでした。
職場全体の空気感として
意見を出すと否定されてしまう
建設的な話し合いが出来ない状態
気持ちを表に出しにくい関係性 等
いつ誰が辞めてもおかしくない
そんな現場でした。
そのような空気感だからこそ、孤軍奮闘している上司も機能しきれず
"何も動かない"のではなく
今や"何にどう手を付けたら良いのか分からない"苦しい状態でした。
―― 今回の対応は、大きく2つ
・「人」へのアプローチ 個別フィードバック
・「構造」へのアプローチ 建設的な話し合いトレーニング 他
個人への対応では、単に結果をお伝えするのではなく
ご本人が、何故そのような言動となってしまったのか、どんな想いがあるのか。
しっかりと正義感や想いを「理解」したうえで
「関わり方」に焦点をあててフィードバックをしていきます。
一度で伝えきらず、
受け取れる状態になるまで、回数を重ねていくこともあります。
―― その後、現場から
「ハラスメントに該当してしまう言動や態度は大きく改善された」
というの嬉しい報告がひとくみまで複数届きました。
この部署では、現在も継続支援として「構造」へのアプローチを進めながら
個人にも「嬉しい変化」をお伝えしながら、継続的にフォローし続けております。
✓ 問題に見える言動の背景には、職場全体の空気が影響していることも多い
✓ 個人対応だけではなく、「構造」にも同時に手を入れることが大切
✓ 変化は一気には起きない。関わり続けることで少しずつ整ってくる
定着率を上げること、職場の空気を変えていくこと、はそう簡単ではありません。
それでも
「人」と「構造」両方に向き合いながら
じっくりことこと、煮込むかのように
ゆっくり空気を温め、 諦めずに関わり続けること
その積み重ねが大切だと思っています。


